嬉しくて辛かった妊娠体験記
念願の妊娠が実現したものの、激しい悪阻・切迫流早産を体験し、幸せなはずのマタニティライフを存分に堪能出来ませんでした…。 そんなくぅたんのマタニティライフを日記として書き綴り、紹介します。
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家に帰りたいのに…
ついに運命の日、自宅へ帰れるか、総合病院へ転院するか、審判が下ります。
残念な事に、転院でした。くぅは自分がお腹の張りを全く感じないので、納得出来ませんでした
それに、入院前の診察の時に「痛いのはお腹の上の方」と言わなかった事を後悔しました。
助産師さんに転院の説明をされている時に悔しくて泣いてしまいました
事前にこの産婦人科で産みたいと言っていたので助産師さんに「転院しても、ここに戻って出産してる人は何人もいるからね」と慰められましたが、“くぅはそうとは限らないじゃん”とひねくれていました
転院先は家から一番近いS病院
にしました。タクシー
で行くか救急車
で行くか聞かれ、料金はかかるけどタクシーにしました。救急車はサイレン鳴らされて大げさで嫌だし…。
産婦人科の入り口まで車いすで移動し、タクシーを待ってる時、妊婦健診に来ていると思われる人達が、とても幸せそうに見えました。くぅもあの中にいたはずなのに…
自分が情けなくて惨めで仕方がなかった
誰もこちらに気付いて欲しくなかった。
タクシーがやって来て、乗りこむ時に助産師さんに「ありがとうございました」と言ったものの、本当はそんな気分じゃなかった。
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